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1.「発達期摂食嚥下障害児(者)のための嚥下調整食分類2018」の登場

社会福祉法人小羊学園 つばさ静岡 医務部長 浅野 一恵様

社会福祉法人小羊学園
つばさ静岡 医務部長
浅野 一恵

誰にとっても食事は格別な楽しみの時間です。
たとえ障害があったとしても、こどもたちに楽しい食事時間を過ごしてほしい、それは親御さんをはじめこどもを支援する人たちの切なる願いでした。
しかし障害のあるこどもたちが食べやすい食事は様々試行錯誤されてきましたが、これまで標準化されたものはありませんでした。
離乳食区分や嚥下調整食分類2013などが用いられることもありましたが、それらでは対応しきれないのが実情でした。
その理由は発達期に摂食嚥下障害を有するこどもの病態は脳性麻痺、筋疾患、構造異常など多岐にわたり、食塊形成、送り込み、嚥下などのあらゆるステージで困難を要する場合があるからです。
これらの発達期特有の病態に配慮し、かつ成長を促すような食事が必要であるとの観点から、このたび日本摂食嚥下リハビリテーション学会を中心に「発達期摂食嚥下障害児(者)のための嚥下調整食分類2018」(以下発達期嚥下調整食2018)が新たに策定されました。
この分類の登場により、これまでの食事では安全に食べられなかったこどもに、新たな選択肢が提案できるようになりました。
発達期嚥下調整食分類2018の主食・副食各4形態を組み合わせて選択することにより様々な病態に対応でき、それぞれのこどもの不十分な摂食嚥下機能を補填し、かつ成長を促すことができる食事を提案できるようになったのです。

2.「エバースマイル ムース食」の良さ

形や色彩がバラエティーに富んでおり、味や匂いがはっきりしているので、食べたいという意欲をかきたててくれます。こどもたちは、食事に対してより本能的に反応し、見た目や味が悪いもの、危険なものに対しては口を固く閉じたり、吐き出したりして、全身で拒否します。
そのため受け入れてもらうためには、見た目、味、匂い、食感、たべやすさがよいことが重要なポイントです。

「エバースマイル ムース食」はこれらすべてを実現してくれました。
形や色彩がバラエティーに富んでおり、味や匂いがはっきりしているので、食べたいという意欲をかきたててくれます。
たくさんのメニューや味付けのバリエーションがあるため、飽きが来ず毎回楽しむことができます。
常温で保存可能で持ち運びができるため、外出先や施設にお弁当として持っていくことができ、非常食として保管しておくこともできます。
栄養価が高い為、成長期のこどもたちにとって必要なエネルギーや栄養素を摂取することができます。
そして摂食嚥下に困難を持つこどもにとっての食べやすさも兼ね備えてくれています。

「エバースマイル ムース食」は発達期嚥下調整食分類2018のムース食にほぼ相当し、押しつぶし機能を獲得していく段階で用いることのできる食事です。
形があることで口唇による取り込みや舌の押しつぶし運動が促され、滑りが良いため送り込みがしやすく、適度な付着性があるためゆっくり咽頭を通過し、咽頭で崩れずに一塊で嚥下することができます。
このため離乳食でうまくたべられなかったこどもでも安全に食べることができるようになり、多くのこどもたち、親御さん、支援者たちに支持されるようになりました。

3.障害のあるこどもの食事を守るということ

こどもの食事を守る目的障害のあるこどもの食事を守る目的は大きく二つあると考えます。
一つ目は「命を守ること」であり、嚥下に配慮した食事を提供することで、誤嚥や窒息を防ぐことができます。
また健康を維持するために食事に勝る栄養源はなく、いろいろな食物を食べることで必要十分な栄養を摂取することができます。
そして口から安全に食べることが実現すれば、医療ケアを回避することができ、重症児のQOLに大きく影響するのです。
二つ目は「こどもの成長の機会を守ること」です。
毎食の食事から得られる五感からの刺激によって、こどもたちは大きな喜びと成長の機会を得ることができるのです。

こどもたちが毎日の生活の中で目を輝かせて喜び、美味しいと満足そうに微笑むひと時は、本人だけでなく親御さんや周りの人たちに希望を与えてくれます。
こどもたちにとって美味しく食べやすい食事がたくさん溢れる社会になることを願っています。

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